北海道・川の釣りガイド・山口
代表 山口裕理 様

フライフィッシング、ルアーフィッシング、ミャク釣り、テンカラを実践し、釣りの技術や経験と、講師の実績を生かして、北海道の東部を中心に、「釣れる釣りガイド」を目標にお仕事をされています。

山口様インタビュー

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「北海道・川の釣りガイド・山口」 山口裕理 氏 2017インタビュー
当社北海道フィッシングアドバイザー

 


■いつ頃から釣りを始めておられるのですか?
5歳からです。本格的には大学時代からです。
大学は関東でしたが、長い休みには帰省し、夏休みは4年間とも、
北海道中を泊りがけで1か月かけて毎日釣りをしていました。
ガイドは1992年から始めました。
現在でもトレーニングやプライベートを含めると、多い時で週6日は川に出かけています。

■ガイドをされる上で一番心がけていることはなんですか?
お客様の安全です。
人の命を預かってガイドをするわけですから、なによりもまず安全を第一に考えています。
川での釣りですから、安全な川の歩き方からまずは指導します。お子さんや体力のない方には
歩く際にサポートしてあげることもあります。
ただそれでも、転んでしまって川に流されることもありますから、その時のために、
泳いで救助できるように技術と体力は持っています。
あとはヒグマの存在です。これは近づけないことが一番です。
鈴を常備し、ホイッスルやブザーを定期的にならすなどして、ヒグマに人間の存在を知らせて、
危険をあらかじめ回避することが重要です。

■お客様からガイドを依頼される上で、山口様に対して一番に何を求められることが多いですか?
釣れることです。
プロの釣りガイドとして、単なる釣り場ガイドではなく、釣れる理論や技術を伝えることを心掛けています。
そのために、日々の実釣による研究も欠かしませんし、事前準備や当日の川の選び方も真剣に行います。
プロとして釣れなかったではすまされないと考えております。
釣れないお客様がいたら、なぜ釣れないのかの回答を導き出し、指導を行います。

■1年間で何組くらいのお客様のガイドをされていますか?
私が同行する釣りガイド、講習、ツアーと地図ガイドを含めると年間約180組をご案内しています。

■なぜ北海道で釣りをすることが一番なのですか?
スキルアップに最適だからです。
北海道では、魚が豊富なため、今行っている釣りが正解か不正解か結果としてはっきり分かります。
本州だとうまくフライを流したとしても魚がいなくて掛からないことも多く、正解不正解の判断が難しいと思います。
釣れる正解の数を多く持っているほど、釣りが上手と言えます。
さらに、もっと難しい魚を掛けるための基本も習得できます。
釣りはスポーツなので、やはり訓練が必要で、訓練=実践で良いので、頑張ってください。
北海道は確実に経験値を貯めていける非常によい環境といえるでしょう。

■ガイドを20年近くされていますが、10年前と現在(2017年)と比べて、北海道の川釣りで一番変わったと思うことはなんですか?
川の形状の変化です。
特に近年は地球温暖化の影響なのか、台風が台風のまま北海道に上陸するようになってしまい、
大雨による増水のため、川の形状が大きく変化しています。
2016年の台風では河畔林(川にある森)が流され、堤防がえぐられるような甚大な被害を受けた川もあります。
さらに、河川改修工事が入ることも多くあります。
釣りが再開できた際にはポイント探しから始めなければなりません。

■現在のフライフィッシング人口についてどう思いますか?
ちょうどよいと考えてます。
ただやはり高齢化が進んでいると思いますので、若返りのために、
親が子供を釣りに釣れて行くなど、子供の頃から釣りを楽しむ環境がもっと増えればと思います。

■率直に2017年現在、river peak のタックルについてどう思いますか?
いいとこ取りのタックルですが、少し重く感じます。
現在のフライメーカーはどのメーカーも同じ傾向にあると思います。
昔は初心者用、上級者用、フィールド別、魚種別など、明確なコンセプトがあるタックルで
特徴のあるものが多かったのですが、今はなんでも一つでできる万能のものが多いです。
これでは満足できない方も多いと思います。
特徴をしっかりと打ち出して、使ってみたいと思わせる商品開発も重要だと思います。

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