ロッドとラインヘッドの番手適合表_汎用版
フライロッドとフライラインの長さ・重量のバランスは、昨今のフライフィッシングスタイルによって複雑化しています。
ほとんどのフライロッドとフライラインには番手表記「#〇」がされておりますが、昨今のモダンスペイと呼ばれるキャスティングスタイルには当てはまらないものが多く存在します。
ここでは汎用版と称し、最も一般的なキャスティングスタイルであるオーバーヘッドキャスティングを基準とした、フライロッドとフライラインの重量バランスについて解説いたします。
ロッドの番手別 フライライン重量適合表
シングルハンドロッド | ||
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ロッド 番手 |
適合ラインヘッド重量 | |
グラム表記 | グレーン表記 | |
#1 | 3.5g | 54gr |
#2 | 4g | 60gr |
#3 | 6g | 90gr |
#4 | 8g | 120gr |
#5 | 9g | 140gr |
#6 | 11g | 170gr |
#7 | 13g | 200gr |
#8 | 14g | 220gr |
#9 | 16g | 250gr |
#10 | 18g | 280gr |
#11 | 21g | 320gr |
#12 | 24g | 370gr |
ラインヘッドの定義
一般的にWFラインの番手表記はシングルハンドロッド用の番手で表記されています。
WFラインの番手表記=シングルハンドのロッド番手表記と合わせて選択すればOKです。
但し、DTラインには重量表記がされていないラインがほとんどです。
また、DTラインは基本的にシングルハンドロッド用しか存在しないため、DTラインの番手表記=シングルハンドのロッド番手で選択すればOKです。
例)ライン番手表記の場合、ロッド番手表記が適合ライン。
※但し、スカジットシステムは例外
続いて、スイッチロッド・ダブルハンドロッドの解説です。
スイッチロッド・ダブルハンドロッドのキャスティングは、オーバーヘッドキャスティングでなく、水面を使ったスペイキャストがメインとなります。
そのため、適合表もオーバーヘッドキャスティング基準ではなく、スペイキャストを基準とした表となります。
スイッチロッド(10’6″~) | ||
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ロッド 番手 |
適合ラインヘッド重量 | |
グラム表記 | グレーン表記 | |
#3/4 | 16g | 250gr |
#4/5 | 18g | 280gr |
#5/6 | 20g | 310gr |
#6/7 | 24g | 370gr |
#7/8 | 28g | 430gr |
#8/9 | 32g | 490gr |
ダブルハンドロッド(12’6″~) | ||
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ロッド 番手 |
適合ラインヘッド重量 | |
グラム表記 | グレーン表記 | |
#3/4 | 18g | 280gr |
#4/5 | 20g | 310gr |
#5/6 | 24g | 370gr |
#6/7 | 28g | 430gr |
#7/8 | 32g | 490gr |
#8/9 | 35g | 540gr |